2025年4月4日金曜日

【新ツール】ゼロ埋め・文字埋めツール公開!Excelでの郵便番号整形をもっと簡単に

【新ツール】ゼロ埋め・文字埋めツール公開!Excelでの郵便番号整形をもっと簡単に

こんにちは!「猫の手道具箱」管理人の[あなたの名前/ハンドルネーム]です。

今回は、地味だけど「かゆいところに手が届く」新しいツール、「ゼロ埋め・文字埋めツール」を猫の手道具箱に追加しました!

CSVデータをExcelで開いたら郵便番号の先頭のゼロが消えてしまった…!なんて経験はありませんか?このツールは、まさにそんな悩みを解決するために作りました。もちろん、郵便番号以外にも、テキストや数字を指定した桁数に揃えたい様々な場面で役立ちます。

「ゼロ埋め・文字埋めツール」でできること

このツールの主な機能は以下の通りです。

  • 指定桁数への文字埋め: 入力されたテキストの各行を、指定した桁数になるように特定の文字で埋めます(パディング)。
  • 柔軟な設定:
    • 目標桁数: 何桁に揃えたいかを自由に設定できます。
    • 埋める文字: '0' だけでなく、スペースや任意の記号など、好きな文字(1文字)を指定できます。
    • 処理対象: 「数字のみの行」だけを処理するか、「全ての行(空行を除く)」を処理するかを選べます。
    • 埋める方向: 文字を「左側(前方)」から埋めるか、「右側(後方)」から埋めるかを選択できます。(JavaScriptのpadStart/padEndを利用)
  • ブラウザ完結処理: 入力されたデータはサーバーに送信されず、お使いのブラウザ内のみで処理が完結するので安心です。

使い方

設定を選んでテキストを入力するだけの簡単操作です。

  1. 設定: 「目標桁数」「埋める文字」「処理対象」「埋める方向」を必要に応じて設定します。
  2. 入力: 処理したいテキストを左側の「入力テキスト」欄に貼り付けます。(改行区切りで複数行に対応)
  3. 実行: 「処理実行」ボタンをクリックします。
  4. 出力: 右側の「出力テキスト」欄に処理結果が表示されます。
  5. 活用: 「コピー」ボタンで結果をクリップボードにコピーしたり、「クリア」ボタンで内容を消去したりできます。

使用例:Excelでの郵便番号ゼロ埋め

このツールが特に役立つのが、Excelでの郵便番号処理です。

CSVファイルに含まれる郵便番号データをExcelで普通に開くと、'0'から始まる郵便番号(例: 北海道 '0****')が数値として認識され、先頭のゼロが消えてしまうことがあります。このツールを使って修正する手順は以下の通りです。

  1. Excelで郵便番号が入力されている列を選択し、右クリックメニューから「セルの書式設定」を選び、「表示形式」タブで「文字列」を選択してOKを押します。(重要:先にセルの書式を文字列にしておかないと、貼り付け時に再度ゼロが消える可能性があります)
  2. 先頭のゼロが消えてしまった郵便番号の列データをコピーします。
  3. このツールの「入力テキスト」欄に貼り付けます。
  4. 「設定」で「目標桁数」を'7'、「埋める文字」を'0'、「処理対象」を'数字のみ'、「埋める方向」を'左側 (前)'に設定します。(これが郵便番号用のデフォルト設定です)
  5. 「処理実行」ボタンをクリックします。
  6. 「出力テキスト」欄に7桁にゼロ埋めされた郵便番号が表示されるので、「コピー」ボタンでコピーします。
  7. Excelに戻り、手順1で書式を「文字列」に設定した郵便番号列に、コピーしたデータを貼り付けます。

これで、Excel上で郵便番号が正しく7桁で表示され、データとして扱えるようになります!

まとめ

「ゼロ埋め・文字埋めツール」は、特定の状況で非常に役立つツールだと思います。Excelでのデータ整形や、システムで固定長のデータを作成する必要がある場合などに、ぜひご活用ください。

もし使ってみて、「こんな機能もほしい」「ここが使いにくい」といったご意見・ご感想があれば、お気軽にフィードバックいただけると嬉しいです!

2025年4月2日水曜日

【新機能】AIコードリファクター登場!Gemini APIで既存コードの改修をもっと便利に



【新機能】AIコードリファクター登場!既存コードの改修をも便利に


こんにちは!「猫の手道具箱」管理人です。


日々の開発作業、特に既存コードの改修やリファクタリングは、時に複雑で時間がかかるものですよね。「この関数、もう少しきれいにしたいけど、どこまで影響あるかな…」「関連する処理を考慮しながら機能追加したい…」そんな悩みを少しでも軽くするために、この度「猫の手道具箱」に新しいツール「AIコードリファクター」を追加しました!


このツールは、Googleの強力なAIモデルであるGemini APIを利用して、あなたのコード改修作業をサポートします。


「AIコードリファクター」でできること


このツールは、既存のコードをより良くするためのAIアシスタントです。主な機能は以下の通りです。


文脈を考慮したコード改修:改修したいコードだけでなく、それに関連するコード(コンテキスト)を最大5つまで、それぞれに「どんなコードか」を示すラベル付きで入力できます。これにより、AIがコード間の関係性を理解しやすくなり、より文脈に沿った的確な改修案を提案してくれます。

具体的な指示: 「どのように改修してほしいか」を具体的に指示できます。「エラーハンドリングを追加して」「パフォーマンスを改善して」「もっと読みやすくして」など、あなたの要望を伝えてください。

柔軟なモデル選択: 用途に応じて、いくつかのGeminiモデル(`gemini-2.0-flash`推奨)から選択できます。

便利なコード操作:

    * 各関連コード欄の「改修入替」ボタンで、「改修したいコード」とその内容・ラベルを簡単に入れ替えられます。

    * 生成されたコードは、「コピー」ボタンでクリップボードにコピーしたり、「入替」ボタン(関連1~5, 改修)で他のテキストエリアの内容と入れ替えたりできます。デバッグや試行錯誤に便利です。


使い方


使い方はとてもシンプルです。

  1. APIキー入力:Google AI Studioで取得したご自身のGemini APIキーを入力します。
  2. モデル選択:使用するGeminiモデルを選びます。
  3. 関連コード入力 (任意):改修の参考になるコードがあれば、ラベルと共に入力します。(最大5つ)
  4. 改修したいコード入力: AIに改修してほしいコードと、任意でそのラベルを入力します。
  5. 生成実行:「改修案を生成」ボタンをクリック!
  6. 結果確認と活用:しばらく待つと「生成されたコード」欄に結果が表示されます。内容を確認し、コピーしたり、他の欄と入れ替えたりして活用してください。


なぜGemini APIを採用したか?


今回、バックエンドのAIとしてGemini APIを選んだのには、主に以下の理由があります。


大きなコンテキストウィンドウ: 他のLLMと比較して、一度に扱える情報量(コンテキストウィンドウ)が大きい傾向にあります。これにより、複数の関連コードを読み込ませても、全体の関係性を理解した上でのコード生成が期待できます。

試しやすい無料利用枠: 無料で利用できる範囲が比較的広く設定されているため、個人開発者の方や学習目的の方でも気軽に試しやすいのが魅力です。(※料金体系は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。)


こんな時に使ってみてください(活用例)


レガシーコードのリファクタリング: 長年改修を重ねた複雑な関数を、関連コードをヒントに少しずつ改善したいとき。

機能追加・仕様変更:既存の処理との整合性を保ちながら、新しいロジックを追加・変更したいとき。

コードレビューの下準備: 自分で書いたコードを、AIにもっと読みやすく、あるいは効率的にしてもらいたいとき。

テストコードのアイデア出し: 対象の関数と関連クラスを提示して、テストケースのパターンを生成させたいとき。


ご利用にあたっての注意点


APIキーの管理: このツールでは、簡単のためにAPIキーをブラウザ側で処理しています。キーが外部に送信されることはありませんが、よりセキュアな利用のためには、ご自身でサーバーサイドプロキシを立てるなどの対策をご検討ください。

AIによる生成内容: AIが生成するコードは常に完璧とは限りません。必ず内容を確認し、テストを行った上で利用してください。

API利用料金: Gemini APIの無料枠を超えて利用した場合、料金が発生する可能性があります。ご自身の利用状況と料金体系をご確認ください。


まとめ


新ツール「AIコードリファクター」が、皆さんの開発効率向上の一助となれば幸いです。


ぜひ、日々のコーディング作業に取り入れてみてください!


AIコードリファクターを使ってみる

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使ってみた感想や、「もっとこうしてほしい!」といったご要望があれば、ぜひコメントをお寄せください!


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